優雅な朝

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現在、風邪症状に苦しんでいる。

喉の痛み、軽い咳、体のだるさ。

にも関わらず、熱は出ない。

おそらく、隠れコロナってやつではないかと思っているが、もはやどうでもいい。

 

子供達は学校に行き、妻も仕事に向かう。

残された自分は、ウダウダとニュースを見る。

介護施設で、入居者同士のいざこざで殺人事件が起きた。というニュースが10秒ほど流れたかと思ったら、そのすぐ後には、まるでそんな「つまらない」ニュースはなかったことのように、キラキラしたアナウンサーが、さらにキラキラした女優たちの生活を、介護施設の痛ましいニュースの何倍も多くの時間を割いて報道する。

 

残念ながら、日本の抱える社会問題よりも、キラキラしたニュースの方が良いのだろう。

もっと言えば、金にならないニュースより、金をくれるスポンサーのために、テレビメディアは存在していると考えると、テレビの邪悪さを再認識せざるを得ない。

 

そして、こんなくだらない話を、もはやクーラーをつけなくても過ごせるくらいの東北の朝から、優雅にパソコンに向かって書き綴っている。

相変わらず金はないが、ブログを書いているような奴が「金がない」なんて、これもまた極めて馬鹿らしい。

マックを食いながら、スマホを見ながら、お菓子を食べながら「金がない」なんて。

甚だおかしいというか、もはや腐りきってしまったであろう脳みそを、いかにして元の状態の戻せるだろうか。

 

そもそも、生まれた時からテレビがあるし、「くだらない」テレビを、生まれた時からこれまでずっと見続けている。

幼き頃は、仕組みも知らずに添加物がふんだんに使用された情報や食事を、何も知らずに摂取してきた。

だとするならば、もはや脳内汚染は隅々まで行き届き、洗浄することなどできないのかもしれない。

 

「そうだ。ゴミ捨てに行かなければ」

 

パンツ一丁だから、スムーズにゴミ捨てに行けない。短パンを履いて、数秒の散歩を楽しむ。

 

ただいま戻りました。

これで一つタスクを完了した。妻に怒られることはない。

 

そして、なぜか急に襲ってきた「めんどくさい」

「正義」や「いい人」を掲げようとすると、面倒臭い。

基本的には、自分のための、自分のためによる、自分のためだけの人生だと思っている。

だから、「誰かのために」「大人として」とか考えると、「めんどくさいなぁ」と思ってしまう。

 

自分自身が満たされていないのに、どうして他人を認めてあげることができるのだろう。

昔々の僧侶のように、自分は何も食べずガリガリになろうとも、他の人のために全てを捧げられる。

そんな宗教観は持ち合わせていないし、きっと現代は「金を持っている」人に発言権がある。

それはYouTubeを見れば明らかだが、それはあくまでも中間層の話で、超がつくほどの一流はYouTubeで稼いだり、自分を周知する必要などない。

そう考えると、YouTubeで、いわゆる「使えない人」を、芸能人のように髪の毛の整え、ブランド品で固めた成功者が論破する動画は、本当に「強いもの」とは戦わない中間層が、弱いものいじめをしているだけなのだと思う。

 

かくいう自分も、きっといじめらる側だろうから、動画は見ないし参戦もしない。

いじめるのは構わないけど、弱いものより強いものと戦っていただきたいと、切に願う。

世界の名だたる起業家を前には、そんなあなたも塵に等しいのかもしれない。

なんて、みじんこは今日も吠える。

 

さて。すっきりしたところでブログを終えよう。

まだお皿を洗っていなかった。

 

深く考えない。

自分の思うようにならない。

それは良くも悪くも。

 

行動してみる。

なんとなくボタンを押してみる。

それが自爆スイッチでないといいのだが。

 

でも、押してみないと分からない。

ボタンがあったら押してみたい。

いいから、押せ。

このパソコンの電源ボタン。

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