アマゾンフレックスを始めて、はや6か月が経過しました。
始め方を思い出しても薄っすらとしか出てこないのですが、覚えている範囲にはなりますが、始めようか迷っている方に何かお伝えできることはないかと考え、ちょっと書いてみたいと思います。
- 始めるのに必要なもの
- 黒ナンバーの取得方法
- 車をどうするか?
- その他に必要なもの
始めるのに必要なもの
アマゾンフレックスの公式ホームページから情報を引っ張ってきますが、ホームページだけでは理解しにくい部分もあると思ったので、付け加えながら進めていきたいと思います。
- 普通運転免許証
- 軽自動車(普通の軽自動車・軽貨物車)
- スマートフォン(タブレットの方も見かけます)
- アマゾンフレックスアプリ
とりあえず上記のものがあれば始められますが、車をどうするか、保険をどうするかなど、そもそもの問題もあると思いますので、少しずつ解説していきたいと思います。
軽自動車及び軽貨物車
この後に説明していますが、黒ナンバーの取得の際に「車検証」が必要となります。
従って、軽自動車か軽貨物車の準備が必要です。
車のリース・購入などについては後述します。
スマートフォン
私が現在使用しているスマートフォンは、iphone13 ProMAXです。
画面が大きいので、このサイズで仕事に不便を感じていません。
中にはタブレットを運転席の横につけている方もいますが、最初から気合を入れて準備する必要はないと思いますので、手持ちのスマートフォンやタブレットがあるのであれば、それでいいと思います。
しかし、小さすぎるとピンが見えなかったりしますし、古すぎると反応が悪かったりすると思うので、お勧めしません。
良くも悪くも、スマートフォン一つで完結できる仕事なので、ある程度のスペックのものが良いと思います。
ちなみに、はっきりとは分かりませんが、iphoneよりandroidの方が、アプリとの相性は良いようです。
ホームページに、以下の案内がありましたので、貼り付けておきます。
Android
Android 7.0 もしくはそれ以降のもの
RAM 2GB以上
カメラ付き
GPS機能あり
SIM card
iPhone
iPhone 6s もしくはそれ以降のもの
iOS 14 もしくはそれ以降のもの
(2024年6月時点)
アプリのダウンロード
始めるにあたって、アプリをダウンロードします。
その中で、必要な書類をアップロードして審査を行い、稼働できる状態になります。
審査には数日かかることもあるので、余裕を持って準備することお勧めいたします。
アプリの登録時に必要な資料
- 普通運転免許証
- 黒ナンバー
- 最新の車検証
- 就労資格確認証(外国籍のみ)
- 銀行口座
です。
ここで問題となってくるのが、「黒ナンバー」の取得なのですが、私は自分でやりましたが、まぁまぁ面倒でした。
行政書士の方にお願いすることもできますが、3万前後かかる場合がありますので、それなら自分でやった方が良いかと思います。
カーリースであれば、最初から黒ナンバーの状態で借りれますので、その方が手間が少なくて良いかもしれません。
ですが、私自身は個人信用は低く高、い金額のカーリースしか借りれなかったので、頭金を入れて新車のローンで購入し、自ら黒ナンバーを取得しまいした。
その方法も覚えている範囲でお伝えしていきます。
黒ナンバーの取得方法
素人の私が説明するよりも、私自身が参考にした動画があるので、ぜひご覧ください。
- 貨物軽自動車運送事業経営届出(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001519102.pdf)
- 運賃料金設定届出書(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/s_ibaraki/date/kk_unchin.pdf)
- 運賃料金(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/s_chiba/date/kk_untin_exm.pdf)
- 事業用自動車等連絡書(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/date/sikyoku_hp/pdf_common_riku/renrakusyo_2.pdf)
その他必要書類:車検証
各種書類をPDFでご用意してありますので、ご利用ください。
まずは運輸支局に
書類の準備が整いましたら、まずは運輸支局に書類を提出して、運輸支局の印鑑をもらいます。
私は確認しないまま、近くの軽自動車協会に行ってしまったのですが、まずは運輸支局です。
お間違えのないように。
各都道府県に一つしかないかもしれませんので、距離が遠くなってしまう可能性もあります。
ここの情報も全てを網羅できている訳ではありませんので、事前に電話をして、費用や提出書類などを再確認することをお勧めします。
次に軽自動車協会
運輸支局で書類を提出し印鑑をもらったら、軽自動車協会にいきます。
運輸支局に近い場合もあれば、住んでいる市町村ごとの軽自動車協会もあるようなので、自分の管轄の軽自動車協会を、事前に確認してください。
首都圏と地方で異なるようです。
軽自動車協会で書類の提出を行うと、黒ナンバーが発行され、自分で付け替えて終了です。
元々ついているナンバーは、その場で破棄することになります。
運輸支局から軽自動車協会までは、一日で終わると思います。
土日はやっていないようですし、平日でも地味に混んでいますので、その日は予定がない方がいいでしょう。
アプリでのアップロード
全ての書類の準備が済んだら、アプリに書類を登録していきます。
確か写真でのアップロードだったと思いますので、案内に従って順次進めて行っていただければと思います。
書類の審査に数日かかるので、書類を揃えたからといって、すぐに開始することはできません。
私は勘違いしていて、すぐに始められると思って期待していましたが、肩透かしを喰らってしまいました。
カーリースで最初から黒ナンバーで始めるのも良いですが、こうして自分で何でも調べて、行ったことのない場所に行き、右往左往するのも一つの経験として有りではないかと思っています。
車をどうする?
この問題を、どのタイミングで取り上げるべきか迷いました。
そもそも車がないと何もできないので、書類の説明の前に車の話をするべきなのか迷いましたが、ここで登場です。
元々持っているなら買う必要はない
軽自動車は持っていても、軽バンは持っていない場合があると思いますが、わざわざ最初から軽バンを買う必要はないと思います。
また、黒ナンバーにしたからと言って、普段から乗れない訳ではないのでご安心ください。
現時点で軽自動車が手元にあるのであれば、それを黒ナンバーにして「とりあえず」始めてみるのが良いかと思います。
Amazon Flex (Amazon フレックス)に登録するためには、配達に使用する車両の名義が、使用者個人のものである必要があります。
車両の共有はできません。と公式サイトで説明されています。
多分カーリースが良い
「多分」と付けているのは、私自身は新車で購入しているからです。
カーリースで始めたかったのですが、個人信用が低く割高のプランしか残っていなかった為、新車で購入する選択肢しかありませんでした。
カーリースであれば、黒ナンバーが最初から付いている状態で始められることもあるので、黒ナンバー取得の手間もかかりません。
自動車保険も含めたプランなどもありますので、リース会社を比較してみてはいかがでしょうか。
アマゾンフレックスと提携しているカーリースの会社もあったと思いますが、それ以外の方が安くなるケースもあるようです。
下記に、黒ナンバー契約でカーリースができる会社をピックアップしておきます。
カーリースの会社も無数にありますし、地域によっても契約できる会社が異なると思いますので、ご自身の環境や予算に合った会社選びをしましょう!
もちろん、新車・中古で買うのもありです!
中古で買った方がいい
私の場合は新車で購入しましたが、始めてからブツけたり擦ったりすることを考えると、新車はお勧めしません。
私自身も、始めて6ヶ月で凹ませてますし、擦っています。
単純に私自身の運転が下手くそであったり、不注意が多いのも事実ですが、避けられない傷もあります。
枝に擦ったり、石が跳ねてきたりと、この仕事をする上では日常茶飯事と言えます。(地域性があると思いますが)
したがって、頭金などがあるのであれば、中古で買うことをお勧めします。
買うならどのくらいの金額?距離?
私は現在エブリイを乗っているのですが、新車の価格は150万近くになりました。
前述した通り、凹ませたり擦ったりすることを考えると新車はお勧めできませんし、現在の自分の凹んでる箇所を全部直すと、30万近くになるそうです。(運転下手くそすぎ)
エブリイの中古相場を調べて見ると、グレードにもよりますが3万キロくらいから値段が下がり始め、5万キロを過ぎると70万、80万くらいになってきます。
現在から振り返ってみると、5万キロくらいのものでも良かったかな。と思います。
凹ます、擦るという理由以外でも、メインでやろうと思っても仕事がとれなかったりすることがありますし、体力的に毎日やるのがキツかったりするので、あくまでも収入の補助という感覚で気合いを入れて投資する必要はないかと思います。
4WDがお勧め
私の最大の盲点は、自分が雪国に移住するなんて思っていなかったため、2WDの車を買ってしまったことです。
しかし、首都圏でも雪は降りますし、土の道や山道を登ったりすることを考えると、2WDは失敗だったと思います。
新車で買おうとすると余計にお金がかかるので、5万キロ前後の4WDを第一候補にするのが良いのではないかと個人的には思っています。
軽自動車の車体が軽いので、2WDだとスリップすることもあります。(マンホールとかでも)
なので、必要ないと感じるかもしれませんが、首都圏でも4WDをお勧めします(移住しても大丈夫だし)
自動車保険はどうする?
黒ナンバーの自動車保険なのですが、一般的な乗用車の保険会社はほとんど使えません。
私はSMBCが最安値だったので選択しましたが、黒ナンバー専用の保険比較があったので、ご紹介しておきます。
ここから契約するかどうかを別として、すぐに相場感が分かるので、お勧めしておきます。
その他に必要なもの
書類や車の準備が終わり、いよいよ稼働できる状態になった後に、何が必要かと言いますと。
- スマホホルダー
- スマホの充電器・コード
- バックミラーカメラ
- ゴミ袋・レジ袋(45ℓ、70、90など)
- ガムテープ
- 魔法の杖
スマホホルダー
運転しながらナビが必要になります。
私自身は運転席から左前につけて運転しているのですが、スマホが重く下にぶつかっていて、傷がついてしまっています。
ご自身に合いそうなスマホホルダーを選択しましょう。
スマホの充電器・コード
スマホの電源が落ちると、この仕事は終了を迎えます。
なので、スマホ自体を2台持つのが良いと思いますし、私も2台持っていますが、基本使ってません。
ですが朝起きて充電ができていない事に気づいたり、思ったより電池の消費が早かったりするので、必ず充電できる環境は整えておかなければいけません。スマホショルダー
デジタルインナーミラー
移住後はそこまで必要ではなくなりましたが、首都圏でやっている時は車パンパンに荷物を積むため、普通のバックミラーは機能しません。
たとえ見えたとしても、後方をカメラで確認できるのは便利です。
オートバックスなどで15000円くらいでやってくれますし、バックミラーの画面をスライドすると、カメラが上下に動かせるものもあります。
普段そこまで使用はしませんが、あったら何かと便利だと思います。
ここで注意点!
デジタルインナーミラーの中には、ドラレコ付きのものがあります。
私の場合、ドラレコとインナーミラーを別に取り付けていました。
車を買い替える際に、そもそも何故別につけているのですか?と、質問され、私自身も『???』でした。
ひとえに騙された。
いや、自分の知識不足の何物でもない。
ドラレコ付きのデジタルインナーミラーもオススメです!
スマホショルダー・サコッシュ
荷物で両手が塞がるので、肩がけのスマホショルダーやサコッシュがあれば便利だと思います。
首都圏の場合は不在率が高く、不在票を頻繁に使用しますので、常時持っておいた方が良いかと思います。
不在票を書くための、レストランなどで注文するときに使用しているバインダーのようなものもあったら便利です。
ダイソーなどで売っています。
タオル・レインウェア
急な雨の可能性もあります。タオルやカッパもあった方がいいでしょう。
ワークマンなどで安く販売されています。
ゴミ袋(45、70、90ℓ)レジ袋(大)
雨の日の「置き配」などで、商品を袋に入れてから置き配します。
雨で濡れて汚れてしまうので、そのような一手間は必要ですし、今後も置き配が増えてくれるように、そのような配慮は必要不可欠です。
ステーションでもらえる場合もありますが、自身でも用意しておくといいと思います。
缶の飲み物を落としてしまって、缶が破裂したこともありますので、そのような場合にも使いますし、何かと便利です。(家にゴミ袋を切らしても保険がききます)
また、レジ袋の大きいサイズなども、ドアノブにかけたりするのに便利なので、持っておくことをお勧めします。
ガムテープ
段ボールが破けたりしますので、必ず持っていた方がいいと思います。
後述する「魔法の杖」でも必要になります。
魔法の杖
私は、ある日を境に「杖」を持つことにしました。(移住後は持っていません)
これに関しては賛否両論。いや賛同はないと思いますが…
ポストサイズの荷物を、間違えて他の人のポストに入れてしまったことがあり、それを取り出すために「杖」と言うなの木の枝を常時していました。
枝の先にガムテープをOの字につけて取り出し、「よしっ」と小さい声で言ったことが、何度かあります。
犯罪のようなな行動になってしまうのですが、誤配が評価に関わってくることもありますし、間違えたと分かっていながら、そのまま放置するわけにもいきません。
大家さんに頼めればいいのですが、アパートなどは、大家さんが常時いるわけではないので、その「杖」に助けられたことが何回かあります。
今思えば、「メジャー」が一番使い勝手がいいのですが、あくまでも「誤配」の対処法であり、そもそも間違えなければいいだけの話なのですが、大量にポストがあるマンションもありますし、集中力が切れている場合もあります。
お勧めはしません。
お勧めはしないけでも。
「メジャー」は持っていたらいいことがあるかもしれません…
まとめ
説明の中で前後してしまった部分もあるので、整理したいと思います。
車を用意する
- 軽自動車があるのであれば、軽バンを購入する必要はないと思う
- 購入するのであれば、中古で5万キロほどの4WDをお勧めする。
- 黒ナンバーが取得できるカーリースが良い
- アマゾンフレックスでもカーリースを紹介しているので、ご確認お願いします。
黒ナンバーを取得する
- 始めるのに必要なものを確認し、書類の準備をする
- 運輸支局に申請に行く(軽自動車協会ではない)
- 書類に印鑑をもらい、軽自動車協会に行く(時間がかかる)
- 黒ナンバーをもらい、取り付けて終了
書類をアップロードする
- アプリに書類をアップロードする
- 審査に数日かかる
その他に必要なものを準備しておく
- スマホホルダー・充電器は必須
- バックミラーはあった方がいいが、地方の場合は数が少ないので不要でも大丈夫な可能性もある
- ガムテープ・ゴミ袋・ボールペンは必ず使うので、準備しておく。
- その他、やりながら自分なりにアレンジしていけばいいと思います。
- 夕方以降やる方は、ライトも必要になります。
細かく言いすぎてもよく分からないと思いますし、やはり実践あるのみ!だと思います。
フレックスを始める前に、YouTubeをはじめ動画などを見ました。
見ていてタメになったこともありますので、見ることをお勧めしますし、発信者の方に感謝しております。
しかし、「百聞一見にしかず」
どんなに知識を高めても、現場は全く別物です。
自分でやってみて、失敗して、改善を繰り返していくのだと思います。
これからアマゾンフレックスを始める方は、不安で仕方ないと思います。
最初は全く配れずに絶望します。
それでも、続けていけば必然と身についてきます。
アマゾンフレックスを経験し身につけ、収入の柱を一つでも増やせれば、今後の生活にも良い影響を与えてくれるのではないでしょうか。
というわけで、パンニャからは以上です!
それでは、また!
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