アマゾンフレックスは稼げる?きつい?現状を解説!

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現在アマゾンフレックスで稼働し、はや6ヶ月。

配った数は、、間も無く7000個に到達したところです。(2024年6月)

7000個と言うと「多い」と感じるかもしれませんが、アマゾンフレックスに関しては私は後発で、かなりの方が私よりも多く稼働し、個数を配っていることを先にお伝えさせていただければと思います。

 

てなわけで。

現在アマゾンフレックスで稼働中の私が、アマゾンフレックスが稼げるのか、きついのかなどなど。

始めたいと思っている方や初めて間もない方向けに、何かしらお伝えできればと思います!

この記事でわかること
  • そもそもアマゾンフレックスとは
  • アマゾンフレックスは稼げるのか?
  • アマゾンフレックスはきついのか?
  • アマゾンフレックスのメリット・デメリット
  • 自身は今後もアマゾンフレックスを続けるのか?
  • アマゾンフレックスの今後の予測とまとめ
目次

そもそもアマゾンフレックスとは

アマゾンフレックスが稼げるのか、きついのかを解説する前に、そもそも『アマゾンフレックス』という仕事の定義を理解する必要があると思っています。

その上で、アマゾンフレックスが稼げるのか、きついのかという話に入った方が、理解がしやすいのではないかと思うからです。詳しく知りたい方は公式ホームページをご覧ください。

アマゾンフレックスとは

⿊ナンバーの軽貨物⾞をお持ちの個⼈事業主の⽅々に配達業務を⾏っていただくプログラムで、働く⽇時を⾃由に選び、⾃分のペースで報酬を得る、そんな新しい働き⽅をはじめることができます。

これだけ聞くと良いことばかりですが、実際にはそう簡単にいかないのが現状です。

ギグワークという立ち位置

ギグワークとは、雇用契約のない単発・短時間の働き方を指します。

アマゾンフレックスでは、私は個人事業主として稼働しているため雇用契約はありませんし、たとえ会社員の方であっても、あくまでも「副業」であって、雇用されているわけではありません。

何が言いたいかというと、アマゾンフレックスは『ギグワーク』という立ち位置であって、私たちは労働者ではありません。

一日8時間、週40時間を約束をされてもいませんし、アマゾンフレックスに登録しているからと言って、労働時間や日数、給料が確約されているわけではありません。

そこを理解した上で、この仕事が「稼げる」のか「きつい」のかを説明していきたいと思います。

アマゾンフレックスは『稼げる』のか?

アマゾン次第

結論を先に述べてしまうと、アマゾン次第ということになります。

というのも、例えば12月の繁忙時期であれば、毎日のように仕事がありますし、給料水準も高くります。

そして、1月、2月や5月などの閑散期は、「全く仕事が取れない」という状況にもなります。

私が現在6ヶ月を経過して感じる率直な感想は、稼げない。です。

仕事が安定して取れるわけではないので、「アマゾンフレックスが稼げる!」と、胸を張ってオススメすることはできません。

ステーションによっても異なる

アマゾンフレックスで稼働する中で、最寄りのステーション(荷物を受け取る場所)がありますが、そのステーションでも違いがあります。

一方のステーションは人気があり、人が多い場合は仕事が取れませんが、一方のステーションでは空いている。

という状況も見受けられます。

当然みなさん、自宅から近いステーションを選ぶと思いますが、いつもそのステーションで仕事があるとは限りません。

特に、私は現在地方に住んでいるため、自宅から近いステーションが一つしかないため、そこで仕事が取れないと稼働することができません。

このような観点からも、アマゾンフレックスは稼げない。と言った方が正しいと思います。

一方で

会社員の方のように、安定的に仕事を得るという観点からすると、アマゾンフレックスは不向きです。

冒頭でご説明した通り、アマゾンフレックスは『ギグワーク』なので、あくまでも空いている時間を使う仕組みです。

しかし、人手が足りなかったりすると、4時間で9000円のオファーや、場合によっては4時間で14000円のオファーが出たこともあります。

「4時間のオファー」と言っても、自分の経験値や、その日の荷物の数にもよりますが、2時間から3時間程度で終わることもありますので、時給が4000円以上になる事もあります。

時給4000円の仕事を探そうとすると、ほとんどないはずです。

いわゆる「お金を稼ぐ人」と比べてしまえば、これは微々たるものかもしれませんが、一般的な視点からすると、このような効率の良いオファーがあるのは、アマゾンフレックスの魅力や特徴の一つだと感じます。

アマゾンフレックスはきつい?

ここまでは、アマゾンフレックスが稼げるか否かをお話しました。

次に「きつい」かどうかを解説していきたいと思います。

何をもって「きつい」のか

一口に「きつい」と言っても、どの部分にキツさを感じるかは人それぞれだと思います。

以下に、私が経験してきた中で「きつい」と感じる部分を箇条書きにしたいと思います。

  • オファー(仕事)がなくてキツイ
  • 荷物量がキツイ
  • 長時間の運転がキツイ
  • 重い荷物がキツイ
  • 雨の日がキツイ
  • 巨大マンションや高層マンションがキツイ(都市部)
  • ガソリン代がかかるのがキツイ(地方)
  • 持ち戻り(不在があった時)がキツイ(地方)

といった具合でしょうか。

オファーがなくてキツイ

基本的に日中は人気があり、オファーは取るづらく、デリプロ(そのステーションの配送員)の方や先輩フレックスの方が優先的に埋まっていきます。

日中が取れることもありますが、閑散期になると夕方からしか取れなかったり、「全く取れない」という現象も発生します。

1週間に2回とか、ひどい時は1週間に1回、それ以下もあるかもしれません。

あくまでもアマゾンの配送量次第なので、バラツキがあると思いますが、仕事が取れないときはキツイです。

荷物量がキツイ

現在、この記事を書いている本日の話です。

6ヶ月経過し、最初のナーサリー期間(お試し期間)を除き、時間をオーバーすることはほとんどありませんでした。

しかし、本日25箇所も時間内に配送できず、思わずアマゾンフレックスのサポートにクレームを入れたところです。

首都圏では、5時間半で130個、もしくはそれ以上持つことがありますが、移動範囲が狭かったり、マンションが乱立しているため、超集中して配ればなんとか終われます。

しかし、軽貨物車に溢れんばかりに持たされることもあり、それは非常にストレスを感じます。

配れないと評価が下がるので、それはツライです。

長時間運転がキツイ

個人的にはそこまでキツくないのですが、ずっと運転していると腰やお尻が痛くなってきます。

地方だと座っている時間が長いのですが、首都圏だと乗り降りが多く、その繰り返しは体にきます。

重い荷物がキツイ

地方では駐車場が広く、マンションも少ないため、そこまでの苦労は感じません。

しかし、首都圏では大型マンション・高層マンションが多く、抱える荷物が多かったりします。

私の場合、高層マンションに飲み物を8箱くらい届けたことがありますが、台車に乗っけてもしんどいし重いです。

また、車では行けない場所や、階段を登っての玄関があるパターンなど、どうしても重い荷物を抱えたまま配達をしなければいけないシチュエーションがありますので、それはキツイな。と思います。

雨の日がキツイ

びしょ濡れになりながらの配達は、なんとなく心が痛みます。

そんな時でも、「誰かが配達してくれる」

特に感謝をされることはないですが、誰かが運んでくれていて、今では自分が運んでいます。

今まで運んでくれた配達員の皆さん。

この場を借りて、感謝申し上げます。

巨大・高層マンションがキツイ

RPGの世界に入り込んだかのような、大型マンションに出くわすことがありました。

このエレベーターに乗り、この渡り廊下を渡らないと、その部屋に辿り着けない。

リアルドラクエ。(仲間なし)

宅配ボックスの指定でも、宅配ボックスが空いていなかったり。

ポストに入るサイズでポストに入れたいけど、ポストの数が半端ない。

今は地方なので、そのストレスからは解放されています。

ガソリン代がキツイ

最近の稼働では、一日160キロも走っていることがわかりました。

リッター20キロ走ったとしても、8リットル。

1リットル165円ほどするので、1320円を一日にして失うと考えると、あまり割りの良い仕事だとは思えなくなります。

首都圏であれば、100キロ走るのは稀だと思いますし、いって80キロくらいかなと。(肌感で)

必要以上にガソリンを消費する地方では、アマゾンフレックスはあまり旨味がないかもしれません。

持ち戻りがだるい

これも地方特有なのですが、ステーションから配達先までが異常に遠いです。

したがって、一つでも配達できないと、そこまで戻らないといけません。

ステーションの近くに住んでいれば解決できる問題ではあるのですが、そうもいきませんし、私自身も家とステーションを2往復ほどすることもあります。

それは非常に非効率で、非常にストレスです。

アマゾンフレックスのメリット・デメリット

以上を踏まえて、メリット・デメリットを挙げていきたいと思います。

メリット

  • 24時間前ならいつでも仕事をキャンセルでき、休める
  • したがって、台風などの予測がある場合は、家で待機できる。(収入は減るが)
  • オファーによっては、高時給
  • スピードを持って配達をすれば早く終わり、早く帰れる
  • 早く帰って空いた時間を、勉強などに充てられる。
  • 基本的に怒られることはない
  • 1人の時間が多く、配れさえすれば基本自由
  • 外見をとやかく言われない

デメリット

  • 安定して稼げない
  • 場合によっては全く稼げない
  • 車の維持費が高い
  • 荷物量にストレスを感じることがある
  • 重い荷物で手首や体を痛めることがある
  • 事故を起こす可能性がある
  • その際にアマゾンからフォローはないため、全て自己責任

と言った感じでしょうか。

メリットが上回るか、デメリットが上回るかで、やりがいの感じ方も変わると思います。

自身のライフスタイルに合った、アマゾンフレックスとの付き合い方を身につけましょう!

自身は今後もアマゾンフレックスを続けるのか?

答えはNOですが、厳密に言えばYESです。

というのも、アマゾンフレックスをメインでやるには、あまりにも不安定でリスクが高すぎます。

オファーが確約されているわけではないのに、車の維持費はかかります。

また、現在は地方であるためガソリン代の消費が多く、それに加え事故を起こす可能性もあると考えると、デメリットがメリットを上回ります。

したがって、アマゾンフレックスをメインでやる。という意味ではNOです。

 

しかし、メリットにもある通り、高時給のオファーが出ることがあります。

全く経験値がないままオファーを取るのは難しいですが、ある程度の経験値があれば、効率よく稼ぐことができます。

会社員をやりながら週末だけやるとか、空いた時間だけやるとか、準備されていて経験値さえあれば、いつでも稼働ができる。

「収入の幅が広がる」という視点からは、アマゾンフレックスをやって良かったと思います。

繰り返しになりますが、自分のライフスタイルに合わせたアマゾンフレックスとの付き合い方。が今後の個人的な課題とないそうです。

アマゾンフレックスの今後

まだ始めて半年なので大層ことは言えませんが、フレックスなどのギグワーカーは増加傾向にあると思います。

隙間時間を使って収入に繋げるのは、働き方としては間違ってはいないと感じています。

 

一方で、人が増えれば需要と供給のバランスが崩れ、思ったようにオファーが取れなくなるのは明らかです。

軽配送業をメインで仕事をするのであれば、就職するか委託し、長時間労働に耐えるしかありません。

 

「2024年問題」と騒いでいた割にはオファーが増えることはなく、至って普通どころか、全くテレビでも放送されなくなりました。

ただ従業員を減らしたいだけのプロパガンダだったのでしょうか。今となっては分かりません。

 

いずれにせよ、「ギグワーカー」という立ち位置はすでに飽和状態にあるように思います。

特に首都圏内や都市部は顕著です。

ウーバー渋滞が、その状況を鮮明に表しているはずです。

まとめ

個人事業主であれば、一つの収入源としてフレックスの準備をして経験をしておくことをお勧めしますが、わざわざ軽貨物車を購入してまでやることはないと思います。

もし、実家などに使っていない軽自動車があったり、ご自身が軽自動車ないし軽貨物車に乗っているのであれば黒ナンバーを取得し、少しでも稼働していれば恩恵を受けられると思います。

自分に言い聞かすために、三度言います。

 

自分のライフスタイルに合わせた、アマゾンフレックスとの付き合い方。

 

が重要です。

アマゾンフレックスの全てを否定するものではありません。

状況によっては、かなり効率的に稼げます。

 

「美味しいところだけ食べる」

そんなイメージで、私自身は今後もアマゾンフレックスで稼働していきたいと思います。

 

それでは、また!

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